「腰の椅子」 Awaza のお取り扱いをしています 。
ここ数年、コロナ禍のリモート・ワークの影響もあり
椅子の座り心地、また座る姿勢について ご自分で調べた先に
Awaza を見出され、oriori galleryに ご連絡くださる方々も
多くいらしています。
井上昇さんは Awazaの生みの親 チェアデザイナーです。
2016年には oriori galleryでも、「椅子の講座」を お願いして
ご愛用いただく たくさんの方々に 聴講いただきました。
ご愛用の方からの ご質問やお問い合わせなどにも、
分かりやすく 丁寧な姿勢で お応えくださいます。
今回は 椅子のフレーム・チェリー材についてのご質問に‥‥
チェリー材の話
先日、「Awaza LDR 回転椅子」を購入されたお客様からこんなメールが。
「お世話になります。
先程商品が届きましたが、木の色が白くて驚いています。チェリーが最初は薄く、だんだん赤くなるのはもちろん知っていますが、新築のチェリーの床と比べても白過ぎるため、メープルとかと間違われていないか念のため確認させて下さい。ちなみに写真に写っている床は新築のチェリーで、写真よりも実際はかなり薄いです。お手数ですがよろしくお願いします。」
返信
「写真拝見いたしました。
当社の経験でもチェリーは最初はラワン材ではないかと驚くほど薄ピンク色で驚く事がございます。床との違いですがほとんどの家具メーカーさんや床メーカーさんは着色塗装しています、その理由は木の色にばらつきや節目が目立たないようにするためです。
当社はいっさい着色塗装はしていません。業界では珍しいメーカーに入ります。当初はごらんのように白く見えますが時間を追って比較していただければその差に気づいていただけると思います。
私が設計デザインしましたのでお約束いたします。
今まで数百台チェリー椅子を販売させて頂きましたが一度も材の色でのクレームはございません。以上よろしくお願いいたします。(要約)」
「井上昇様
丁寧にご説明頂きありがとうございました。
よくわかりました。経年変化を楽しみつつ、大切に使って参りたいと思います。お世話様でした。」
お客様が 注文して届いた椅子 フレーム材 チェリーについて
お問い合わせをされました。
縁があり 届いた愛用する椅子について、お訊きになりたいという
篤いお心と、製作する側として 細やかに応える厚い思いが、
やりとりされています。