№.101. 雲母唐長 アートパネル・MUNI CARPET design№085B 

 

oriori gallery オリジナルの「葛楽」くずら

水屋箪笥を お納め 致しました。

上置き 下置き 分割できるものでしたので、

下部分を、南に丹精されたお庭が見事な和室に。

 普段から 趣味の和服をさらりと着こなされて お暮しのお方で、

 毎日の暮らし向きにも 並々ならぬ こだわりのしつらえが なされています。

また 今回それとは別に、床の間にお納めをさせていただきましたもの

 京都 雲母唐長  唐紙師 トトアキヒコ 氏の 作品。

ベージュ地 に 黒を思わせるような焦茶摺りの瓢箪が摺られています。

 

瓢箪(ひょうたん)は 種子が多い事から、子孫繁栄、多福を呼ぶ吉祥文様。

 

こちらのアートパネルは、

雲母唐長 唐紙師 トトアキヒコ 氏に

oriori gallery 代表 伊藤晃好が、

ご希望の方と幾たびかのお打ち合わせ後に

具体的なご希望を調整したうえで、

製作をお願いし かたちづくられる、

唯一無二の アートパネルとなります。

唐紙は、雲母などの陰影のおかげで、印象を変えます。

細やかな作り手の心配りが、質感となる

味わい深いものです。

唐紙は、その昔 まだ和紙のない 遣唐使の時代から輸入されていた中国の紙。

鎌倉時代、書院作りが普及し唐紙師という襖紙の専門家があらわれたとされています。

 

 

床の間 前に控えるは MUNI CARPET

サイズ 61×91  瑞雲 とも呼ばれる 色とりどりの草木染の雲が

藍の空に浮かぶさまが織り込まれています。

どちらも 大陸の悠久の時を 長く愛され 伝来された 文様です。

そして どちらも 

「人々の心が 穏やかで 幸せであること。」を とこしえに祈る意味合いが

ある事を お伝えしたいです。

oriori galleryは、2022年も 変わらず 「よいものを 末永く。」を

胸に お客様をお迎えしてまいります。  oriori gallery

 

 

 

 

雲母 唐長 アートパネル W350  l900mm 「瓢箪」

MUNI CARPET 61×91 Design № 085B

 

参考作品

雲母唐長  唐紙師 トトアキヒコ 作 天平大雲 金地 藍文様 2016

 

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